ハリウッドVFX業界就職の手引き

ハリウッドVFX業界就職の手引き
鍋潤太郎氏による、海外のVFX業界で働くための手引き。お薦めです。

2013年12月31日火曜日

年の瀬のご挨拶

木村でございます。いよいよ年の瀬も押し迫って参りました。今年1年おつきあい頂きありがとうございました。実はこのブログを書き出した当初は、アメリカのVFX業界がこれほど急激な変化に見舞われるとは全く予想しておりませんでしたので、当初の想定からだいぶ違う内容となってしまいましたが、ある意味非常にVFX業界の世相を捉えたブログになったのではないか、と思っています。

もともとは私の友人達からの質問に答える目的で書いてきましたが、こうしたブログのいいところは、読んでおられる方から時々ポジティブな反応や新たな知識を頂けることで、例えばある音楽業界で働いておられる方からは、アメリカのVFX業界がブログで触れられている様な状況とは知らず驚いた、という率直な観想を頂きました。また、現在連載中の「ライティングしてみる その2」では、やはり読んでおられる方からカラースペースとガンマの関係に関して有益なご指摘をいただきました。実はこのコメントをしてくださった方は私の古くからの友人で昔の会社の同僚でもある方でして、日本ではそれほど多くないコンポジットのスペシャリストです。こういう各分野のスペシャリストからのフィードバックがあると、私自身も曖昧なまま書いていた内容が結構ありますので(ええ、結構あります)勉強になります。実は「ライティングしてみる その3」でも他の方からOpen EXRで使われている16bit half (float) の仕様に関して間違いをご指摘して頂きました。私浮動小数点がコンピュータにおいてどのように扱われているかが実は良くわかっておらず、適当な英語訳から判断しておりましたので、助かりました。次回の「ライティングしてみる」でこれにはまた触れますが、気になる方はこちらのコメントをご覧ください。

このブログ、当初は半年も続けばいいだろう、と思いながら書いていたので、1年続いただけで私的には万々歳なのですが、「ライティングしてみる」がまだ話し半ばでもありますので、このままダラダラと2年目に突入してみたいと思います。よろしければ来年もおつきあいください。では良いお年を。

2013年12月26日木曜日

ライティングしてみる その4

木村でございます。数日前に日本からアメリカに戻ってまいりました。日本へは以前もお話しした通り仕事で行っていた訳ですが、仕事の合間を縫って旧友と食事をともにしたり遊びに出かけたりと、楽しい3ヶ月でした。仕事場に遊びに来るよう誘ってくださった方もいて、今の日本の業界事情などを聞き、仕事のお誘いなども頂いたので、日本でまた仕事をすることもそう遠くない将来にあるかもしれません。

帰国中楽しみだったのは食べ物です。仕事場が東京の中野にあったため、昼食は中野近辺で毎日のように違う店を選んでとっていたんですが、それでも到底全部制覇することは出来ませんでした。あれだけ店があってやっていけるのも不思議ですが、大概どこで食べても美味しかったのも驚きです。たぶんアメリカに住んでいるうちに味覚が後退してしまったせいもあるのかもしれません。

それはともかく、ライティングのお話の4回目です。ライティングをつめていくにあたっては、オブジェクトがどういう質感(マテリアル・シェーダー)を持っているか、ということが重要になりますので、今回はそのお話をさせて頂きましょう。

2013年12月6日金曜日

「ハリウッドVFX業界就職の手引き」Kindle版発売

木村でございます。今回は宣伝です(゚∀゚)

以前ご紹介した鍋潤太郎氏の「ハリウッドVFX業界就職の手引き」が新しくなりました。価格改定し、大幅に値下げしたのとともに、今回新たにKindleでも発売されました(書籍版もKindle版よりは高いですが、これまで通り専用サイトから購入可能です)。また、昨今の業界の事情を鑑み、アメリカだけでなくカナダやシンガポールの事情も掲載されています。海外でCG屋を目指している方は、非常に参考になると思いますので、目を通しておくと良いのではないかと思います。

またもう1冊、「海外VFX業界動向BLUEBOOK」もやはりKindle版で発売されました。こちらは就職の手引きというよりは、業界動向を知る読み物として充実しているようです。興味のある方はぜひ一度手に取ってみてください。

2回続けて話題がそれてしまいましたが、次回こそライティングの続きをやりたいと思います。