ハリウッドVFX業界就職の手引き

ハリウッドVFX業界就職の手引き
鍋潤太郎氏による、海外のVFX業界で働くための手引き。お薦めです。

2013年11月28日木曜日

映像産業の補助金制度について考えてみる その6

木村でございます。「ライティングしてみる」シリーズの途中ですが、映像産業の補助金制度に関して幾つか話題が入ってきたので、今回はそのお話をしたいと思います。以前のこのブログの補助金制度に関するシリーズでお伝えしている通り、LAのVFX産業は他の地域、国で実施されている補助金制度の影響で大きな打撃を被っており、既にCafe FXやAsylum VFXのような中堅どころが閉鎖に追い込まれ、Digital DomainやRythm & Huesのような大手も倒産して外国の投資家に買収されるという状況に陥っています。この現象はこれまでLA(カリフォルニア)を中心に起きている現象でしたが、これが他の地域にも波及するようになってきたようです。

2013年11月18日月曜日

ライティングしてみる その3

木村でございます。前回はライティング作業に入る前の下準備として、リニア・ワークフローのお話をしましたが、その後お読みになっている方から有益なご指摘をいただきました。まずsRGBのガンマに関して、Mayaのソリッドなカラー(カラーピッカーから得た色)をリニア・ワークフローに組み込むために、Gamma Correctノードを用いるお話をしましたが、ご指摘によるとsRGBは厳密には2.2のガンマではないので、0.45の逆ガンマをかけてもリニアにはならない、ということです。参考に紹介して頂いたサイトによると、特に暗部での誤差が大きくなる、という指摘が出ています。残念ながら、私の理解ではMayaのカラーピッカーの色を単純にリニアに戻す方法は提供されていないので、依然としてGamma Correctノードを使うしかありませんが、この点に関してはMayaユーザーは留意しておくべきでしょう。